当時、蒼炎の軌跡がやりたかったけどＧＣを持っていなかったので、ＦＥの生みの親が作った作品らしいしこれでもやってみるか～と買ってみたベルウィックサーガ。
ＦＥ気分で手を出したため、初見は「最初からスナイパーなんて弱いに決まってるじゃん！使わない！」とか「こいつは鍛えれば強くなるに違いない！集中して育てて無双させるぞ～！」とかやらかして、中々酷い有り様になったのを覚えています。
弓使いがイストバル、魔法使いがペルスヴェルくらいしかいなかったため、１０章依頼のドラゴンたちがどうしても倒せず投げてしまいました。
あれから十年以上が経ち、ヴェスタリアサーガをクリアしたこともあり、あの時投げたベルウィックサーガに再挑戦したいな～と思うようになったので、手を出したのがつい最近のこと。
当時は成長がショボくて面白くないと思っていたものの、今やってみるとかなり絶妙なバランスで作られていたんだなぁと感心して、のめり込むようにクリアしました。
理不尽なところや不親切なところも多々あるものの、シミュレーションＲＰＧとして良いものを作ろうとしていたんだなと感じられます。
※ヴェスタリアサーガの全ユニット感想はコチラ↓
そんなわけで味方ユニットたちを使用してみた感想です。
なるべく露骨な稼ぎなどは避け、全員入団・全員ＣＣを目指してみました。
（「なるべく」なのでＣＣのためにチクチクしていることもあったり、未加入のユニットもいます。）
まずはシノン騎士団（＋即入団）メンバーから。
傭兵メンバーはその２にあります。
※印象は★が多いほど、私から見て好印象だったユニットです。
リース
印象：★★★★★
主人公であるシノンの公子。騎馬が強いゲームで、最初から騎馬に乗ってる優秀なロード。
忙しい立場なので、メインストーリー以外のいわゆるサブクエスト的なマップには出撃できない。
鍛えられる場面が少ないので、積極的にレベルを上げなきゃ！と思いがちだけど気にしなくても勝手に強くなる。
５章で手に入る専用武器ロードグラムが非常に強力で、これを使えば（２～３人で１人を倒すのが基本のゲームなのに）リース１人で狙った相手を必ず仕留めてくれる。生かしておくと厄介な相手を瞬殺できるのはとても心強い。
危険な相手を仕留めるようにしていたら勝手に育っていて、気付けばロードグラムを使わずともナイトソードでバシバシ敵をやっつけてくれる、シグルドのような頼れる主人公になっていました。
ウォード
印象：★★★★☆
リース公子の副官を務めるおじいちゃんナイト。要するにジェイガン。
リース同様にメインストーリーにしか出撃できない。メインストーリーも強制出撃ではなく、リースと違ってメンバーから外すことも出来る。
最初から強く、成長率が悪いおじいちゃんなので育てると損なものの、序盤のうちはハンドスピアで削りをしてくれたり、ナイトソードで強敵を仕留めてくれたり、護衛で死にそうな味方やＮＰＣを守ってくれたりと非常に頼りになる。
エルバートやアーサーなどの若手が育ってきたらフェードアウトしてＯＫ。その後もちょくちょく住民の依頼で出撃することになるけれど。
経験値が勿体ないからと序盤から出撃を控えさせてしまうと難易度が結構上がってしまうと思う。蒼炎のティアマトさんのような感じ。
若手を喰うほどではないでありながら、初期値のままでも終章の強制出撃に耐えられるという、システム的にもシナリオ的にも威厳を保てているジェイガンの理想形のように思えました。結構良印象。
エルバート
印象：★★★★★
シノン騎士団の次期隊長候補。中堅の騎士って感じのイイ男。
初見では「サージェンナイト」の意味が分からず、お助け役二号なのかな～とか思って全然育てなかった男です。何でだろうな‥‥。
挑発で敵を引き付け、弓回避で弓矢を掻い潜り、盾熟練とＭ盾で被ダメージを防ぐという防御寄りのナイト。一方で攻撃に関わるスキルは一切持っていない。
こいつが非常に頼りになる盾役で、リザルトではぶっちぎりで一番の出撃数を叩き出した。ＣＣしてからは一度も下がらなかったんじゃないかなってくらい出撃させた気がする。
弓回避持ちの中では唯一まともな防御力があるため、もし発動しなくてもなんとか耐えられるというのが最大の長所。弓（＋バリスタ）がとにかく多くてしかも強いこのゲームにおいて、安心して前に出せるのはこの男しかいないでしょう。
欠点は槍技能がとにかく上がらずＣＣがキツいこと。ＣＣさせるなら早い段階から苦手な槍をしばらくずっと使い続けないといけないのが辛い。しかも槍は苦手だから空振りしまくるという負の連鎖に‥‥。
いっそのことＣＣは諦めてもそれなりに役立つと思いますが、Ｍ盾と盾熟練が無いのはなぁ‥‥。頑張ってＣＣすれば苦労した分以上に活躍してくれるので、なんとかＣＣさせてもらいたい男です。
クリス
印象：★★☆☆☆
シノン騎士団の紅一点。馬上でボウガンを扱う石弓騎兵。
なんとなくシーダっぽい雰囲気があり、依頼などでも出番が多いような気がする。
石弓は威力が固定（筋力に依存されない）で、高火力高命中な代わりに、かなり重くて射程が短いという感じの武器で、石弓をまともに使えるのは彼女だけなので実質唯一の石弓兵。
高命中かつ狙撃持ちなので、序盤はシロックと異なりちゃんと当ててくれるものの、徐々に石弓の使いづらさが目立ってきてどんどん印象が悪くなってしまった人。
レベルを上げて期待していたガトリング（ブレン）四連射は、敵に回すと恐ろしいのに味方が使うと安定しなくて微妙‥‥。致命の矢四連射で装甲兵を仕留める！ なんてやっても致命は良くて１発くらいしか出ない。
ＣＣのためには苦手な弓も積極的に使わないといけない。ただ、初期からずっと弓を使っていると槍エルバート以上に役立たずに思えてしまうため、弓はチクチクで上げてしまうと割り切った方がいいかもしれない。幸い彼女の強制出撃マップはチクチク向きになっているし。
頑張ってＣＣさせたものの、結局のところ「石弓は敵が使うと怖いのに、味方が使うと微妙だなぁ」という結論になってしまい、あまり活躍できたようには思えませんでした。
ただ、最初にも述べた通り何かと依頼で出撃させられたりすることが多く、馬を交換したり回復させたりするユニークなスキルも持っているので、育てておくと何かと得するユニットだとも思います。
アデル
印象：★☆☆☆☆
スピアナイトコンビの片割れ。赤緑の緑っぽい感じの堅実なナイト。
待伏せがかなり強力なスキルである分、槍技能が初期値も成長率もあんまりなくらい低い。それなのにＣＣには槍３０を要求される困ったちゃん。
流石に頻繁に出撃させて頻繁に前線に出しておけばそのうちＣＣ出来るでしょ～、と甘い考えでやっていたら、まさか巫女が覚醒しても槍２５止まりとは‥‥。ラスプーチェをチクチクする羽目になったのも大体こいつのせい。
技能が伸びないから頻繁に攻撃を外すし、技能を伸ばすためには積極的に戦わせないといけないから外す場面を見せられる。本当に印象が悪い男です。キャラは好きなんだけどね。
使うなら（ＣＣさせるなら）早めにチクチクする、使わないと決めたらレオン共々きっぱり使わない方が無難だと思いました。
レオン
印象：★★☆☆☆
スピアナイトコンビの片割れ。こっちは猪突猛進な赤騎士っぽい。
アデルと連携が出来るので、序盤から命中率が確保しやすい。確実に敵を仕留めることが出来る死闘の技も序盤は役に立つ。
槍技能もアデルに比べるとまともに上がるし、積極的に死闘すれば回数が稼げる。Ｓ盾は伸びにくいものの、弱い相手に１本だけのピラムや壊れかけのハンドスピアなどで死闘ふっかければ５回殴ってもらえるので稼ぎやすい。
今回はアデルに合わせてのんびり育てていたのでＣＣも遅くなり、その後も活躍の機会は無かった。死闘ふっかけまくって早めにランス使えるようになったら違ったのかなぁ。
アデルとセットで使い続けるか、連携は諦めてレオンだけ使うか、それとも両方ドロップアウトさせるか‥‥。だらだら育てようとすると他のキャラの出撃機会を奪うことになるので、さっさと決めてしまうのが良いと思いました。
あとこいつら二人を下げると終盤に良い槍が余りまくったのがちょっと勿体なかった。
シロック
印象：★★★★★★★★★★
シノン騎士団の中では唯一騎士ではないらしく、ウォードにスカウトされた狩人だとかなんとか。（公式サイト消滅してて分かんない）
初見のときは頻繁に攻撃を外すため、役立たずと判断した荷物持ちにしてしまった弓騎兵。それがこんなに大化けするとは‥‥。
５段階評価で１０点をあげてしまうほど最強のユニットです。弓と騎馬が強いゲームなのに、弓騎馬が弱いわけがない。しかも軽騎兵なので悪路もある程度いけてしまう。
最初は確かに弓矢を外しまくるものの、弓技能はしっかり伸びていくので中盤からは余裕で命中１００％を確保できる。序盤は技能上げと割り切ってどんどん外しまくろう。
三連射で強敵を何が何でも仕留めたり、再攻撃で一人で二人仕留めたり、射撃待機でランスやドラゴンを足止めしたりと八面六臂の活躍をしてくれました。
こいつを使わなかった初見プレイは縛りプレイだったといっても良かったんじゃないかというくらい強くて頼れるキャラ。悪の四大司教の三人を屠った真の英雄。
余談ですが自作のＳＲＰＧにはこのシロックをモデルにした「数撃ちゃ当たる」みたいな連射型の弓騎兵を作ったのですが、実際やってみるとシロックは「数撃って全部当てる」という驚異の馬上スナイパーなので的外れのコンセプトになってしまいました。
イゼルナ
印象：★★★☆☆
最初に加入する回復役。レナさん系という感じの献身的な優しいシスター。
輸送隊などが無く、マップ攻略中にポーションを補充したりすることが出来ないゲームのため、ポーション切れに頭を悩ませなくて済むようになる回復役の存在は偉大です。
ヒーラーたちの最大の欠点は、３歩しか歩けない上に悪路に対して非常に弱いこと。ゆっくり出来るマップが少ないので、彼女をチンタラ歩かせている余裕が無いことが多いのが困る。
見た目通り戦闘能力は皆無なので、ホーリーで自衛が出来るようにさっさとレベルを上げて詠唱スキルを覚えてもらいたい。ＣＣはレベルを上げていれば達成できるので、なるべく出せるとこで出して経験値を稼いでおこう。
レンジヒールは最終的に余りまくったのでケチらず使っていれば良かったなぁと後悔。あとキュアヒールも一度も使わなかったので、傭兵の好感度稼ぎ（戦闘不能→回復で稼げる）に使うのが一番良いように思える。
後半はパラミティースとサフィアに出番を取られるものの、序～中盤のポーション代節約には充分貢献してくれたと思います。
セネ
印象：★★★★☆
ＣＣすると馬に乗る盗賊少女。馬に乗った短剣使いという中々珍しいクラス。
探索係として頻繁に出番があり、索敵持ちなので潜んでいる敵を炙り出したり、ボルトナイフで捕縛に貢献したりと色々とやる事が多い。
戦闘能力は皆無で、一発当たると死ぬし意外と避けないので割とよく死んでる。基本的には戦わないようにした方が良いが、固い敵の盾を剥がす目的で軽傷を狙いにいくこともあったり。
もう一人の盗賊（セディ）はＣＣが無いため、個人的にはセネに経験値を集中させてあげた方が良いと思う。ＣＣすれば名馬ティコが貰えるので移動範囲が大きく広がる。盗賊の護符を持たせてシーフダガーを振っていれば、スリ取るⅡもそこそこ発動するので楽しい。
レベルを上げればランクの高い短剣は使えるけど、本人の能力は全く伸びないので前線に立ってダガーファイターみたいにすることは出来ない。もうちょっと短剣で遊びたかったなぁ。
アイギナ
印象：★★☆☆☆
亡国のツンデレお姫様。風魔法の使い手で、最初に加入する魔道士でもある。
初めての魔道士だけどメイン武器の風魔法がとにかく使いにくい。シスター並みに打たれ弱いのに近付かないと攻撃できないし、低威力複数回攻撃なのでダメージがいまいち安定してくれない。
更にその風技能が伸びにくく、ＣＣ条件を満たすのがとにかくキツい。Ｌｖ２０まで上げてようやく風３０に達した。攻略サイトでは大器晩成型なんて言われているけど、正直ＣＣさせてもそんな目覚ましい活躍はしてくれないので印象が悪い。
風魔法が複数回攻撃である関係上、精神が１上がると一撃の威力は２～４上がることになるが、その精神が上がりにくいという意地の悪い仕様になっている。精神の秘薬もエニードに使った方が良いし‥‥。
専用魔法のパラスリアナは章ごとにちょっと回数が回復するので、なるべく多めに使っておくとアイギナが一切出撃しない章があっても損しない。
レベルが足りない状態でウインドストームを使うと３回攻撃だけど１回しか使わないらしく、チクチクにはうってつけらしい。ＣＣさせるならそれを使って早めに技能を稼いでおきたいところ。
アデルとかアイギナとか、技能のせいでＣＣ遅い組はとにかく印象が悪い‥‥。装甲兵を倒したりだとか、活躍はしてくれてるはずなんですけどね。
ダウド
印象：★★★☆☆
剛腕のおっさんナイト。馬には乗っておらず、どっちかというとアーマー系である。
成長補正値（このゲームはなるべく成長が期待値に沿うように修正が掛かる）が存在しないという珍しいユニットで、吟味すればクラス限界値まで伸びる可能性があるらしい。
気合のスキルでターンをかければ超威力高命中の一撃を繰り出せたり、５ターンセーブを使って粉砕や吟味を行えば強いと、最大限活用するなら何かと時間と手間が掛かる男。
馬に乗っていないが騎士扱いなので悪路に弱く、前線に追いつけないことも多い。急ぎのマップが多いゲームなので、わざわざこんなおっさんに手間をかけるのはなぁ‥‥と思われがち。
斧技能が伸びにくく、命中が安定しないためＣＣがしにくい。とはいえアデルほど頻繁に出していないにも関わらずＣＣはアデルと同じタイミングだったので、ちゃんと使えば自然にＣＣ出来るのではないかと思った。でも足遅いから頻繁に出したくなかった。
異教の神でちょっと吟味したので、終章ではウォーピックとハンマーアクスで装甲兵を粉々にしてくれる頼れる親父に。ただ、もうちょっと早く活躍してほしかったなぁ。
総じて玄人向けな感じがするので、斧が欲しいなら無難にディアンを使うのをお勧めします。ダウドも楽しいけどね。
マーセル
印象：★☆☆☆☆
Ｌ盾を唯一まともに使える鉄壁のアーマーナイト。（もう片方は最弱ユニットなので‥‥）
その硬さに惚れて一週目では主力として愛用したものの、こうして改めて見てみるとシステムに嫌われているとしか思えない不憫な騎士と言える。
Ｌｖ１５になるまで移動が１低かったり、急がないといけないマップが多いせいで前線に追いつけなかったり、Ｌ盾は高いのに壊れやすかったり、早々に盾発動率が１００％になるせいで壁役なのに敵に攻撃してもらえなかったり‥‥。
ＣＣも無く、強制出撃のマップも初期値でなんとかなるため、全員ＣＣ目的なら無理に枠を割いて出撃させない方が良かったように思えます。好きなのでちょっと使っちゃったけど。
Ｌ盾がそこそこの頻度で奪い取れるのに、マーセルの初期レベルに対して要求ランクがやたら高いのはよろしくないなぁと思いました。まぁＬ盾は敵専用なんだと割り切って売ってしまうのが良いのかも。
専用の大剣はレベル２０あれば使えてしまうため、クレイマーやシェルパあたりに持っていかれがち。悲しい。
エニード
印象：★★★☆☆
最初は驚くほど弱っちい剣士だけど、ＣＣをすると最強の魔法使いになるマジカル公女様。
剣士としては各種スキルと技能を失ったフェイのような感じなので、さっさと条件を満たしてＣＣさせてしまいたい。精神の秘薬は彼女に使うのがオススメ。
炎魔法は敵に近付かないといけないものの、一撃の威力が高いので固い相手も仕留めやすい。技能は低いけど炎魔法は精度が高いので外しにくいのも嬉しい。
元々剣士だったので地味に防御があるため、他の魔道士系と違って一発くらいなら耐えてくれるのもポイント？でもほぼ誤差レベルなので過信しない方が良いかも。
今回はアイギナに枠を取られっぱなしだったので活躍機会があんまり無かった。でも個人的にはアイギナより安定して活躍してくれるのでこの子の方がオススメ。
離れて攻撃できるアースブレイズは先に作っておいた方が良かったかも。技能が低すぎるのでサンダーは全然当たりません。
印象：★★★★☆
味方で唯一のバリスタ兵。ＦＥで言うところのシューターやロングアーチ。
バリスタは威力が固定で、近付かれたらほぼ終わりなので、こいつの筋力も防御も俊敏も精神もほとんど意味がない。とはいえ、スキルを覚えたり技能が上がったり重バリスタを使えるようになったりするのでレベルを上げる意味がないわけではない。
初期値でも活躍してくれるのが最大のポイント。要所要所に「バロウズで潰してね」みたいな配置があるので、そのマップに出しておくだけでも充分。
移動が２しかなくほとんどの地形に入れないため、初期地点から離れて戦うようなマップは苦手。そういうところには出さないように。
気合、狙撃、全力移動、武器手入とバリスタ兵に欲しいスキルが揃っているのもポイントが高い。武器手入はあるが、一人一個しか持てないバリスタが壊れると何も出来なくなってしまうので、リペアストンを持たせるか、出撃メンバーに予備のバリスタを持っておいてもらおう。
ラレンティア同様に替えの効かない唯一職なので使わされてる感が強いが、あっちとは違ってそう頻繁には出番がないからそんなに印象は悪くない気がする。
アルヴィナ
印象：★☆☆☆☆
中盤の終わりくらいに加入するお助けパラディンのお姉さん。その割には低い技能が目に付く。パラディンって剣２０以上ないとなれないはずでは‥‥？
持っているスキルや専用武器的には同じ女パラディンのルヴィよりは使えるような気もするが、ここからわざわざ枠を割く余裕はないなぁとほとんど使わなかった。
捕縛に役立つ手加減持ちだけど、物語もスパートに入るころなので捕縛する必要があんまりないのも向かい風。
強制出撃マップが一つだけあるので、そこでクリスも出撃させて、アルヴィナが乗っているリガ馬を貰っておくとお得。でもクリスを育ててないならわざわざそのために出すのは微妙かも。
パラミティース
印象：★★★★★
終盤に加入するシャインナイト。巫女を守護する最強の騎士。
移動に優れた軽騎兵でありながら回復が出来るという型破りなヒーラー。しかも攻撃回数が確実に増えるという追撃スキルを持っているため、剣で戦ってもめちゃくちゃ強い。
加入が非常に遅いため４マップしか出撃できないけれど、だからこそ許されるような超性能のスーパーお助け役である。使わないのはあまりに損。
これまで３歩ずつチマチマ歩くしかなかったヒーラーたちに比べて、回復しに行ける範囲が圧倒的に広いのがとにかく便利。最初からレベルも高いのでほぼ全ての魔法が使えるのも嬉しい。しかもナイトなので殴られても平気。むしろ殴り返す。
手数の多さを武器に、魔法剣を装甲兵に無理矢理叩き込んだりとやれることも非常に多い。使わないのはあまりに損だと思う。
リネット
印象：★★★★☆
お手紙と仕送りをちょくちょく送ってくれていたリースの義妹。義妹なのでリースと結婚します。加賀作品のお約束？
終章に加入かつ強制出撃という正真正銘最後のお助けユニット。アトス様みたいなもん。
３マス先まで届く弓と超強力な雷ビームを持ってくる。ただ、終章の敵の多くがリネットの攻撃だけではギリギリＨＰが１残ったりするようになっており、何かしらのフォローは必要。
３マス以内の味方の物理ダメージを５減らす支援や、隣接したお兄様の致命率を１００％にするというアルムとセリカみたいな特殊支援も持っており、突っ立ってるだけでも強い。
終章だけだしまぁ良いっしょ、というのが感じられるデタラメな強さ。せっかくだから思う存分使うと良いでしょう。
その２へ続く。
