最後。
その3は亜人(エルフ、獣人、天使)の汎用クラスです。
当然のごとくネタバレ満載なのでご注意下さい。
※印象は★が多いほど、私から見て好印象だったユニットです。
エルフフェンサー
印象:★☆☆☆☆
男女いる。ネームドではイシリオン、ララノアの二人。ネームドは二人ともダークエルフだが、モブ傭兵はエルフかダークエルフかを選べる。(性能差は無し)
剣士だが術師でもあり、リーダースキルはアシスト魔法。エルフは物理と魔法両方に影響するスキルを持ち、武器もそれ用のものが必要になる。
エルフ用の武器は店売りのものが主となり、風神装備やお宝装備なんかの一品物は大体が物理しか上がらないのでちょっと困る。
どういう計算式なのかは分からないが、両刀判定の攻撃はなんだか威力がしょっぱい。エルヘイムを超えたあたりからもうアタッカーとしては残念な火力になってくる。ネームドのエルフがみんなディフェンダー成長なせいもあるかもしれない。
エルフフェンサーは回避型の魔法剣士。ミラージュスタブやウィークリムーブで自分に回避バフをかけ、イヴェイドアクトで回避した後にAPを稼ぐ。一手間かかって面倒な場合は装備でイヴェイドなどを付けよう。
そもそもアタッカーとして火力が微妙なので、イヴェイドアクトでAPを稼ぐほどのことなのかは疑問。無理にイヴェイドアクトは狙わない方が良いかもしれない。
味方に矢かわしを付与できるシルフィードバリアが便利。飛行部隊に添えて使うのが無難かも。
見た目に反して素の回避も行動速度もそんなに高くない。どうにも活かし方がよく分からなかったクラス。
エルフアーチャー
印象:★☆☆☆☆
男女いる。ネームドではリナラゴス、リディエル、ガラドミアの三人。
弓兵ながらエルフなので術師でもある。スキルもやっぱり物魔両依存。エルフフェンサーと同じく、一品もののレア武器にエルフ用が無く、数値的には最強装備が店売り品になってしまう。
デバフ付きの射撃や、一風変わった回復や補助を使うテクニカルなサポーター。どれも上手く使うには一工夫が必要かと思われる。
エルフフェンサー同様、弓攻撃は中盤以降どんどんダメージが落ちていって火力が物足りなくなっていった。対飛行なら普通のハンターやシューターの方が良い気がする。
味方を強化するミスティックセイバーがアクティブスキルなのが強み(パッシブの強化は同時発動制限に引っかかりやすいので)。行動速度が高めなので、メインアタッカーが動く前に強化しやすい。ただし、指定をちゃんとしないと自分にかけ続けたりするので注意。
シェアヒールがなんとも使いづらい。単独でヒーラー運用するのは難しく、デバフ解除に特化したサブヒーラー運用が良いのかも。
どうにも上手く使うことが出来ず、ウチではあんまり活躍しなかった。エルフの運用は難しい……。
ワーウルフ
印象:★★☆☆☆
男性のみ。ネームドではゴービルだけ。
ソードマンとマーセナリーを混ぜたような性能のアタッカー。獣人なので夜間にパワーアップする。
コンセプトは「弱った敵にトドメを刺す」という感じなのだが、本人が結構素早いのが問題。行動速度の高さのせいで先陣を切ってしまい、無傷の敵にへなちょこ威力の攻撃をしてしまいがち。
上手く活かすには装備でわざと行動順を遅らせるか、敵が無傷なら待機するかなどの工夫が必要……だけど、わざわざそれをするなら元々動くのが遅くて高火力のマーセナリーで良い気がする。
ただ、ビーストハウリングのことを考えると同列の味方よりも先に動いてほしい。なんというかチグハグな性能をしている。
ワーウルフを三体同列に並べるのが一番強い運用法なのだろうか。そうやっている敵の方が強い気がする。
ブレイブスキルのハイドは敵から発見されなくなる効果。隠れながら進んで厄介な敵を闇討ち……みたいなことをやりたい場面はあんまり無かった気がする。
可能性は感じるものの、どうしてもマーセナリーで充分だなぁと思ってしまうクラス。
ワーフォックス
印象:★★★☆☆
女性のみ。ネームドではダイナだけ。
シーフ/ローグ以外で唯一の斥候タイプ。移動が高く、獣人なので夜は更に移動が速くなる。獣人編成でのリーダー向き。
色んな状態異常をばら撒き、デバフ状態の敵に追い討ちするアタッカー。イヴェイドはあるが、シーフに比べて火力は高い。
反面、装備で攻撃能力も気にする必要があるので、シーフに比べるとよく死にがち。無理に前に出さない方が良いかも。
シェイドチェイス→ウィークハントで一人コンボが出来る。ウィークハントはガード不可の防御半分無視なのでかなり強い。ダークマーキス、ブラックナイト、シャーマンなどのデバフ使いと組むとお互いにシナジーがある。
ブレイブスキルのジャンプは使い所が多い。ジャンプは味方のところへ、ジャンプⅡは敵のところへワープ移動する。結構範囲も広め。
ジャンプⅡで指定した敵の位置へ移動するとそのままバトルになる。これを繰り返して強引に敵を潰して移動することも可能。敵を踏み台にして大移動とかもできる。BPが消し飛ぶけど。
ワーベア
印象:★☆☆☆☆
男性のみ。ネームドではベルトランだけ。モーションがいちいち可愛い。
ホプリタイとウォーリアを合わせて3で割ってしまったような性能。ウォーリアと同じく槌使いなのでハンマー系の装備もできる。
ウォーリアと同じく全ての攻撃にガード不可が付いているが、重装特効は無い。見た目通りに動きが鈍く、アタッカーとしては大きく差を付けられている気がする。
大盾持ちの重装としても、カバースキルは所持しておらず、防御力はあんまり高くない。壁役としてもホプリタイより使いにくい。
ホプリタイとウォーリアの良いとこ取りをしようとして中途半端になってしまった感じ。運用法としてはグラディエーターに近いかもしれない。
全体攻撃のアーススタンプは地面属性かつ行動が遅いとグラディエーターのグランドスラムと同じ欠点を抱えている。高HPを保つようにしてアラウンドスイングを使うのが良い気がする。どっちも大したダメージにならないけど……。
リーダースキルはギミック破壊強化。ヘヴィスイングで良い。ていうか重装なので足が遅い。
ブレイブスキルは使ったことがない。ヘヴィスイング持って来てくれ……。
ワーオウル
印象:★★☆☆☆
女性のみ。ネームドではラモーナだけ。
飛行かつ獣人かつ術師。そのせいでリーダースキルが複雑なことになっている。
バッファー寄りのヒーラー。リジェネ効果によるヒールが得意であり、ちょっと捻くれた性能をしている。クレリックと同じくヒーラー用の杖が装備できるので、素直な回復技が欲しいときはそういう杖を持たせると良い。
盾役にもよるだろうが、一人で回復を担当することは可能。クレリックと比較して、飛んでいるので弓での一撃死が怖い。そんなに回避もしてくれないから弓以外でも結構死んでいる。
PP回復のレストアとバフ解除のクイックディスペルは強力だが、上手く作戦を組まないと無駄撃ちしまくってあっという間にPPが枯渇する。私はどうにも上手く使いこなせませんでした。
どちらかというと敵として出てきた時のウザさの方が目立つ。先手を取ってチャージ技を撃つ構成のチームは、クイックディスペルで崩壊させられるので敵のワーオウルには要注意。
ウチではどうにも真っ先に死んでいるイメージが強く、あんまり活躍していた記憶がない。パッシブスキルはどれも強そうなんだけどね……。
アシスト回復が欲しいなら、飛んで移動できるのでリーダー向き。夜間には移動速度が更にアップする。
フェザーソード
印象:★★★☆☆
女性のみ。ネームドではオクリース、ウメルスの二人。
オクリースの専用クラス…っぽく思っていたが、アルビオンには普通に生息する汎用クラス。オクリースがかなり早期に加入して暴れてくれるので強く見えるが、クラスとしては実はそれほど強くはない。
高い回避をスパイラルソードで更に上げ、盾持ちなので万が一当たってもそこそこ耐える。安定感のあるアタッカー。
素の攻撃力があんまり高くないため、中盤以降はスパイラルソードもシールドスマイトも物足りない火力となり、居てもいなくてもあんまり変わらないのでは?という存在になる。弱いわけではないんだけど。
終盤にはディスチャージ→エンハンスラッシュの強力コンボを習得するのでこれをメインに使うようにすると良いだろう。自前でアクセラレートは持っているが、仲間にバフをかけてもらえるとなお良し。
天使の中ではリーダースキルがただの飛行だけでオマケが付いていない。オクリースの登場時期に合わせたのかもしれない。
ブレイブスキルはウェイト無効化。あんまり使わない。
フェザーボウ
印象:★★★☆☆
女性のみ。ネームドではレーニスだけ。
飛んでいる弓使い。デバフ攻撃や味方へのバフなど、どちらかというと妨害がメインの性能。
高い行動速度を活かして先手を取ってディレイショットで行動速度を下げたり、フォトンアローで防御ダウンやガード封じを付与できる。対飛行に限定させるよりは、これらの追加効果を狙って撃たせるようにした方が良いかもしれない。
相手の攻撃に割り込んで、列対象で暗闇を付与するシャイニングが非常に強い。割り込みなのでリフレッシュなどでは間に合わず、暗闇無効が無い相手には確実に刺さる。
というかこれのせいで敵対した時のウザさが際立つ。こいつのせいでアルビオンではアタッカーに灯台シリーズなどの暗闇無効の装備が必須。みんなも可視のアミュレットを買い占めに戻っただろう?
チェイスウイング、フォローウインドを活かすなら天使チームなり飛行チームに混ぜると良い。ただ、PPは全部シャイニングに回した方が結果的に役に立ちそう。
アシスト射撃持ちの中では、飛行かつ移動も高いのでリーダー向き。獣人と違って昼間に移動アップとかはないけど。
ブレイブスキルでは戦闘せずにウェイトを発生させることが出来る。使われてウザかった覚えはあるけど、活用したい場面はあんまり無いかも。
フェザーロッド
印象:★★☆☆☆
男性のみ。ネームドではサナティオだけ。
回復に特化した純ヒーラー。同じ純ヒーラーのクレリックと比較すると、少し回りくどいスキルが多い。
パッシブでの回復は攻撃される直前だったり、攻撃する直前だったりと変なタイミングに割り込む。他のパッシブと被りやすいので、同時発動制限に引っかからないよう注意。
上限を超えて回復できるオーバーヒールは、グリフォンルーラーのフェイタルフォールと高相性……と紹介されてはいるが、大した火力にはなっていない気がする。
サナティオの加入が遅すぎるせいで、色々試す前にゲームクリアしてしまったので活かし方が正直よく分かっていない。
ワーオウル同様、アシスト回復持ちの中では飛行しているのでリーダー向き。夜間に速度アップするワーオウルの方がちょっとお得かも。
フェザーシールド
印象:★★★★☆
男性のみ。ネームドではフォドキアだけ。
飛んでる壁役。重装の中では魔法防御が極めて高く、魔法を反射する強力なスキルも持つので魔法に滅法強いという変わった性能になっている。
マジックリフレクトはFFでいうリフレクとかとは違い「相手が使おうとした魔法をキャンセルして自分が使う」という感じの処理になる。(全体魔法に対して自分への攻撃だけを跳ね返すとかではなく、味方全体を守って敵全体にやり返す)
これがあるので敵にフェザーシールドがいる時にトリニティレインなどの全体魔法を使うのは要注意。容赦なく壊滅します。
魔法防御が高い代わりに物理防御はホプリタイほど高くないものの、前衛の標準並みにはあるし大盾も持てるので物理に弱いわけでもない。更には飛行なので回避も高いという中々イカれた性能をしている。
魔法は効かず、ハンマーは回避し、弓は耐えるので弱点が無い。敵で出てきた時には厄介極まりない相手。遅延行為のプロ。
スキルはホプリタイの魔法防御バージョンという感じで、こちらも攻撃性能は考えなくて良い。自前でデバフ解除も持っていて隙が無い。
サクリファイスは普通のカバースキルと異なりあんまり耐えてくれない(素のまま受けている?)ので、魔法攻撃だけをかばうように設定しておこう。
リーダーにすると重装なので他の飛行よりは移動が落ちるが、それでも歩行並みの移動力がある。アシスト魔法軽減が欲しいなら。
【リンク】
その1:専用クラス
【感想】ユニコーンオーバーロード 味方クラスその1 - ぱぴえもんランド
その2:汎用クラス(人間)
【感想】ユニコーンオーバーロード 味方クラスその2 - ぱぴえもんランド
その3:汎用クラス(亜人)
(今ココ)