ぱぴえもんランド

治安いいよ

【紹介】One Step From Eden

f:id:papiemon:20210509013545j:plain

One Step From Eden

全キャラで一応エンディングが見れたので、感想などを書いておきます。

各キャラの細かい紹介とかは別な記事に書いています↓

gnnnggp.hatenablog.com

 

 

このゲームは『ハイスピード弾幕アクション』というジャンルらしいですが、ぶっちゃけて言うとロックマンエグゼです。ロックマンエグゼとしか言いようがない戦闘システムです。公式もそう言ってる。

エグゼ世代はトレーラーを見ただけでときめいたんじゃないでしょうか。そんな私もトレーラーを見て、これは買うっきゃないと決めたクチです。

と言っても戦闘システムがロックマンエグゼなだけなので、エグゼのようなRPG要素とかはほとんどありません。エグゼの戦闘をひたすら楽しみたい人が作ったんだろうなぁという感じ。

 

現在はPC、Switch、PS4で発売されています。私はSwitch版を購入しました。

Switch版は処理落ちがたまーに起こるのが気になるところ? 操作面などでは特に問題はありませんでした。

MOD導入とかオンライン対戦などを楽しみたい場合はPC版を選ぶと良いのかも。(オンライン対戦は公式非対応です)

store-jp.nintendo.com

 

 

以下、このゲームの紹介と感想です。

ネタバレとかは特に無いので、買おうかどうか迷ってる方は参考にどうぞ。

 

ストーリー

f:id:papiemon:20210530124702j:plain

f:id:papiemon:20210530124712j:plain
荒廃した世界における、残された最後の希望の地『エデン』を目指す物語。

8人のキャラクターのうち1人を選んで(最初はパッケージの女の子しか選べないけど)選ばなかった残りの7人を蹴散らしてゴールを目指します。

他のキャラクターを倒した後に見逃すか処刑するかの選択があり、見逃し続けたor処刑し続けたorどちらでもない(1人以上見逃して、1人以上処刑する)で、最後のボスと結末が変化するという、マルチエンディング形式になっています。Undertaleみたいな感じ。

正直なところ、ストーリー自体はあんまり詳しく語られたりはしないため、ほとんどオマケのようなものでした。

 

 

慣れるまでが大変なハイスピードアクション

f:id:papiemon:20210530124726j:plain

f:id:papiemon:20210530124735j:plain
冒頭でも述べた通り、ほぼロックマンエグゼのような戦闘システムです。本家をやったことがある人ならすんなり理解できると思います。

ただし、ハイスピード弾幕アクションを謳っているだけあって、エグゼよりも相対的な難易度は高くなっています。

カスタム画面に相当するものが無く、落ち着いて考える時間が確保できない

被弾後の無敵時間が基本的に無く、多段ヒットで大ダメージを受けやすい

HP回復手段が限られているため、攻撃をきちんと回避をする必要がある

‥‥などの理由で、エグゼ経験者でも最初は死にまくると思います。

 

とにかくゲームスピードが早いため、慣れるまではなかなかラスボスまで辿り着けずにゲームオーバーを繰り返します。

ただ、何度もやって慣れてくると徐々に記録が伸びていくため、自身の成長が実感できてくるのが楽しいです。

いわゆる『死に覚えゲー』とも言えるので、それが嫌いな人にはあまり向いていないかも。

 

 

毎回異なるデッキを構築していくローグライク要素

f:id:papiemon:20210530124751j:plain

f:id:papiemon:20210530124759j:plain
大まかなゲームの流れは、掲示される『火山』や『遺跡』などのステージを選び、そのステージの中で雑魚戦や中ボス戦、休息やショップなどの行動を選択していって、最後にボス(選ばなかったキャラクターたち)を倒し、次のステージへ‥‥というのを繰り返してラスボスを目指します。

敵を倒したりレベルが上がったりすると『スペル(エグゼでいうバトルチップ)』や『アーティファクト(エグゼでいうナビカス)』を獲得できますが、これが毎回ランダムに掲示されるので、やり直す度に違ったデッキが構築されていきます。

良いアーティファクトがいきなり手に入ったり、ラスボスの直前になっても中々お目当てのスペルが手に入らなかったりなど、プレイ毎に新鮮な楽しみがあります。

拾ったカードでやりくりする楽しさがあり、この辺は何度も遊べるローグライクらしくて良い感じ。

 

 

多彩なキャラクターとスペルで組み合わせは無限大。遊ぶ度に新たな発見がある

f:id:papiemon:20210530124811j:plain

f:id:papiemon:20210530124818j:plain
キャラクターごとに武器や初期スペル・初期アーティファクトなどが異なるため、キャラが変われば戦い方もガラリと変わります。

スペルの数も200種類以上ととても多く、デッキを組むうちに思いもしなかったスペル同士がシナジーを発揮したりすることがあります。

キャラを変えるだけでも気分転換になりますが、「次はこういうデッキを組んでみよう」などと考えながらスペルを拾っていくだけでも、まるで違う楽しみ方が出来ます。

 

死に覚えのローグライクだけあって、ゲームオーバーも再スタートもとてもスムーズ。

やり直す度にレベルは1からになりますが、クリア時(orゲームオーバー時)の成績に応じてポイントが貯まっていき、使えるスペルやアーティファクトが次々と追加されていきます。

何度も死ぬけど、死ぬまで遊んだ時間は無駄じゃなかったと思えるのも嬉しいところ。

 

 

まとめ

f:id:papiemon:20210530124830j:plain

f:id:papiemon:20210530124838j:plain

f:id:papiemon:20210530124846j:plain

最初にも言いましたが、とにかくロックマンエグゼの戦闘を楽しみまくりたい人が作ったんだなぁ、という感じのゲームだと感じました。

全ては戦闘を楽しむため、と言わんばかりに余計な要素や煩わしい要素を削ぎ落したからこその、とてもスマートな仕上がりなんだと思います。

 

ロックマンエグゼが好きだった人は楽しいはず。更にローグライク要素も好きならもっと楽しいはず。

ロックマンエグゼ抜きにしても、ドットのアクションゲームとして完成度が高いため、こういうのが好きな人にはオススメです。

気軽に遊べて、気付いたらガッツリ遊んでしまうという、中毒性の高い良いゲームでした。