※アウラルと光の竜についての紹介はコチラ↓
いつもの、仲間キャラクター全員に対する感想です。
前半部分でそのキャラクターの印象などについて、後半部分でゲーム中での性能面について語っています。
あくまで私個人の感想なので、他の人の意見とは食い違うことがあります。ご了承下さい。
以下、当然のごとくネタバレ満載なので未クリアの方はご注意下さい。
アウラル
主人公。見た目は少女だが、四十年くらい生きているので自分を「おばちゃん」と自称している。両性具有なのでおじさんでもある。
美しさを至上とするアルラウネとしては醜く劣った存在として産まれたため、同族から迫害されて棲み処を追いやられた。そこで、同族ではなく人間と仲良くしようと考えるが、アルラウネは危険種族であるためか同族以上に迫害されることになる。
それでもめげずに自己研鑽と旅を続けて来たが、自分を必要としてくれる人は終ぞ見つけられなかったので、そろそろ終わりにしようと最後の旅に出た……というところから物語が始まる。
最序盤にセレのせいで力のほとんどを吸われてしまうものの、これまでの旅で培った経験や知識で事をスムーズに運んでくれる、頼りになるしっかり者のおばちゃんというのが最初の印象。
上記の経歴を含めて「どうしてアウラルがこうなるに至ったか?」というのが後編に入ってやっと明かされる、というのがとても上手く出来ている。というか中編ラストの展開が衝撃的すぎる……。
アルラウネ特有の香りがないのを香水で誤魔化しているのとか、植物のはずなのに片目と片腕が再生していないのとか、伏線の散りばめ方も上手い。
名前が「アルラウ」じゃなくて「アウラル」なのは何故か?というのが、最後の最後で明かされるという演出もニクい。
エネルギーを使い果たした負傷差分があるの好き。
レスバ強いのも好き。
最終局面のこの台詞に、このゲームの良さというか、本作のテーマみたいなものが詰まっていると思う。
【性能面での話】
多段ヒット系の攻撃技や、クリティカル狙いの攻撃技を持つアタッカー。得意属性は地(+光)。
パッシブでクリティカル率を上げることが出来るので、装備品や多段ヒット系と合わせると大ダメージが狙える。
他にも味方に防御バフを張ったりすることも出来るが、こっちはあんまり役に立った覚えが無いかも。
特筆すべきは、通常攻撃回数を増やせるバフ技(花鳥風月)が使えるのと、同じく通常攻撃回数が増やせる剣(ヘルファリテ)を装備できること。
これに装飾品とウルヴェからのバフ(双刃)を合わせることで、通常攻撃の回数が爆上がりする。
これの何が良いのかと言うと、後述するグレンのリンクチェインが多段ヒットするようになること。通常攻撃回数を増やしまくったアウラルに特定の属性を付けて、グレンがその属性にリンクチェインを行うと、アウラルの通常攻撃全てに追撃を行うのでとんでもないダメージを叩き出すようになる。
こうするとアウラル自身の攻撃力が雀の涙になってしまうため、リンクチェインの発火役でしかなくなってしまうが、それでもボスや強敵をあっという間に沈められるので総合火力はむしろ増していると思う。
ラスダンだけは専用武器を持って普通にアタッカーをしてみたが、まぁリンクチェインで良かったかな…というくらいリンクチェインが強かった。クリア後ダンジョンになると連撃の腕輪が複数手に入るので、完全な発火役になっていた。
ただ、低レベル進行だとこの戦法は準備段階で潰されてしまうようになっているらしいので(バフをかけている間に倒されてしまう)、ある種の救済措置みたいな強さなのかも?
グレン
もう一人の主人公とも言える青年。王国騎士団団長の義兄弟でもあるので、若いながら副団長っぽい立場でもある。
幼いころにワーウルフ(ウルヴェの母親)に命を救われたことがきっかけで、魔物に対して興味を持つようになる。魔物に対する偏見が少ない、変わり者の人間。
王国の恩人ではあるものの危険な種族であるアウラルと、光の竜を自称するセレの監視役としてアウラルの旅路に同行する。最初の仲間メンバーであり、唯一の人間であり、唯一の男性。
その立場故に、何をしでかすか分からない魔物娘の脅威から一般市民を守らないといけないため、セレやシェニ、マリーネなどの常識のない仲間に苦言を呈することが多い。
一方で人間にとって危険な種族が相手であっても、信頼には誠意で応える漢。魔族に対して無謀ではなく勇気で歩み寄るところとか好き。
グレンが決めるシーンはどれもカッコイイ。
【性能面での話】
火水地風の四属性を使いこなす魔法剣士。「一般兵でござい」みたいな自称をしているが、この世界においても稀有な能力の持ち主。
魔法剣は物魔判定となっていて、攻撃と魔力の両方の数値を参照する。なので、グレンには両方上がる武器を持たせてあげたいところ。
攻撃だけでなく魔印や刻印による四属性の強化・弱体を行える他、デバフ効果付きの攻撃なども出来る。(技名がFFTの剛剣っぽい)また、ちょっとした回復やかばうなどの騎士っぽい技も使える。
重装備が出来るのでメルーザに次いで防御面も高め。とはいえ、あちらと比較すると最低限の防御技しか持っていないので、メルーザが加入したらメイン盾はそちらに任せた方が良いだろう。
そしてなんと言ってもグレンの最大の特徴はリンクチェイン。アウラルの項でも触れたが、発動すると仲間の特定の属性に対して追撃を行う状態になるというもの。
これは多段ヒット技では一回しか追撃できないが、通常攻撃に関しては盛った回数分追撃を行うため、アウラルの通常攻撃回数を盛りまくればその分だけリンクチェインがヒットする。
グレン自身が味方に四属性を付与させられるので、弱点属性を付与してリンクチェインすればボスや強敵でもあっという間に叩き潰せてしまう。(光と闇の魔印はセレとマリーネに任せよう)
中編あたりからはこのリンクチェインで敵をなぎ倒しまくっていた。ありがとう、グレン。
セレ
本作のヒロイン…なのかな? 千年前に魔王を撃退し、人間たちを救って眠りについたという光の竜その人。
ただし、真実は伝承とは異なり、別にセレは人間を救うために戦ったわけではなく(ただ鬱陶しかったから魔王に噛みついた)、放っておけば傷は治ったはずなのに人間の余計なお世話のせいで逆に回復できずにじわじわ消えかけていた、という話だった。
そんなわけで人々が語り継ぐ偉大な光の竜のイメージに反して、人生経験がほとんどない子どもっぽい性格であり、それでいて自尊心は強いというのじゃロリ。
登場時点でほぼ消えかけの状態だったが、辛うじてアウラルから力を(一方的に)貰ったことで、黄色いナメクジみたいな状態で復活する。
封印されている間に人々の営みをなんとなく観察はしていたものの、見ていただけなのであまり深く理解はしていない。そのせいで好奇心は旺盛だが常識がほとんどなく、色々やらかしてはグレンに叱られたりアウラルにフォローされることがしばしば。
アウラルたちとの旅路を通して彼女が徐々に成長していく姿の見せ方は、このタイトルを冠するだけあるなぁと思った。
最終決戦前のこの台詞がとても好き。
【性能面での話】
守りが脆い代わりに、火力とスピードはある両刀アタッカー。得意な属性はもちろん光。
最初に大器晩成型と紹介されているように、序盤のうちは大したダメージソースにはならない上、防御が脆いのでよくナメクジ状態になっている。
アタッカーではあるものの、回復技のティンクルレインは全体化しておくと便利。早いうちに習得して序盤はヒーラー運用しておくのが無難な気がする。
物理技と魔法技を持っているが、グレンと違って物魔判定というわけではない(セレスティアルアローのみ物魔)。ステータスはどっちかに偏らせた方が強い気がする。どちらかというと物理の方が得意。
後編に入るとイベントでステータスが超強化されるため、一気に単体火力がトップに躍り出る。アウラルに次いでクリティカルも盛りやすいので、セイントスラストを連打しているだけでもかなりダメージを稼いでくれる。
奥義のセレスティアルアローも最終的に特大ダメージになるが、控えメンバーも纏めて蘇生できるスターウェーブも唯一無二の性能なので、どちらを優先するかは悩ましい。
ウルヴェ
ケモ枠一人目。ワーウルフは二足歩行の狼という感じで、他と比べると人間にかなり近しいけど、お互いに交流は避けていたという種族。
イヌ科らしく五感が優れているため、聞き耳を立てるシーンや匂いで気配を探るシーンなどで結構活躍している印象。
ブラジャーはしているものの下はすっぽんぽんという驚きの恰好で登場する。ケモセーフ。しかし、これが普通というわけではなく、他のワーウルフはちゃんと下も隠しているので、ウルヴェの方が異常だった……。
といっても露出狂とかそういうわけではなく(多分)、パーティの中では常識人な方。
天涯孤独だったり家族の概念が無かったりするメンバーが多い中で、両親が健在で元気に登場するという逆に浮いた立場になっている。親バカなパパ好き。
【性能面での話】
トップクラスの敏捷が持ち味のアタッカー兼サポーター。得意な属性は風。
威力が攻撃ではなく敏捷に依存するアジリティバイトが特に強力で、敏捷が装備で伸ばしやすいこともあって習得した時点で雑魚を一撃で仕留められるくらいの火力を出せる。
ラスダンぐらいになると流石にアジリティバイトだけでは仕留め切れなくなるものの、それまでは先手を取って雑魚を一体潰せるという使い勝手の良さが光る。
ずっとアジリティバイトをしていたので他の攻撃技はあんまり使わなかった。デバフ特効の技は重ねがけされていると倍率も跳ね上がるらしく、特化すると強いのかも?
また、ほぼ確実に最初に動けるという特徴を活かして、アイテム係やバフ係として活用するのも便利。世界樹のクイックステップみたいな技(ファストアシスト)も使える。
通常攻撃の回数を増やせるバフ(双刃)を持っているので、ボス戦ではそれをアウラルにかけて後は引っ込んでいることが多かった。
鉄山靠は貴重なスタン攻撃。ウルヴェなら先手を取れるので、確率任せではあるがスタン耐性のないボスをハメ殺せることもあり得る。
シェニ
ヘルハート・マシュルナという種族が進化して、マイコニド娘になったきのこのこ。「ヘル」で「ルナティック」という種族名から察せられるように、とても危険な胞子を出す。
ある日突然心が芽生えてうろつくようになったという進化の過程を辿っており、先に仲間になったウルヴェと違って家族や同種同族といった感覚に乏しい。
同じく家族の概念がない植物種であるアウラルが先達として道を示したことで、色々ありながらも仲間として受け入れられるようになる。
この辺の「アウラルが険しい道を歩んだおかげでシェニは近道が出来た」というのも、本作のテーマ(誰かの過去の行いの正しさを、今を生きる者が証明する)に沿っていてとても好き。
生まれたてなので最初は常識も何も無かったものの、地頭は良いのか物語が進むにつれて段々と賢くなっていく。的を射た発言が結構多かったりする印象。
最終的にグレンと兄妹のような関係に収まるのも好き。
【性能面での話】
運がとても高い、バフ・デバフの専門家。得意な属性は地。
運は状態異常の付与率に関係するほか、回復魔法の回復量にも影響する。そのためヒーラーにも向いている。自前で回復魔法は持たないので、魔法石を持たせてあげたい。
全体に状態異常をばら撒く胞子系のスキルと、状態異常の敵に大ダメージを与える短剣系のスキルを持つ。一人で両方やろうとすると大変なので、どっちかに絞った方が良いかも。ウチでは短剣系の攻撃技は使わなかった。
TPキャリーで味方にTPを配れるのも大きい。ほか、状態異常の治療(中和胞子)や予防(イミュニティ)とかも出来る。
ゲーム紹介の方でも触れたが、本作は敵の状態異常耐性が戦闘中に確認できて、ボスや強敵であっても何かしらは効くようになっている。そのため、デバフが全然通らなくて役立たずになるということは無い。
レア武器に攻撃が運依存になるハンマーがあり、これを装備させれば通常攻撃でもそこそこのダメージが出せるようになる。ただし、自動戦闘だとAIが正しく判定してくれないのか、これを使わずにしょぼい威力の魔法を連発したりする。そのためシェニは自動戦闘には向かない。活躍させたいなら手動で動かしてあげよう。
奥義のてんぷるぱは何が起こるか分からない……要するにドラクエのパルプンテなわけだが、正直なところ大当たりを引いてもそこまで嬉しくはなく、リスクとリターンが釣り合ってない。
ちなみにてんぷるぱで出した効果の一覧はチュートリアル辞典に載るが、シェニのスキルリセットを行っててんぷるぱを一度忘れてしまうと、この一覧もリセットされてしまう。コンプしたい人は気を付けよう。
プリュン
台詞が全部ひらがなになっているスライム娘。この世界ではいわゆる一般的なスライムは「スラエマ」と呼ばれ、「スライム」はプリュンのように意思を持って、人型になったりするモンスターのことを指す。
スライムらしく自在に姿形を変えられる。当然ながら服などは着ておらず、立ち絵は思いっきり全裸なのだが……なんかセーフらしい。いいのか?
地下に落下して怪我を負っていたセレを治療し、そのままアウラルたちに同行する。スライムにしては珍しく?回復魔法など、魔法を使うのが得意。
自身に関する記憶はほとんど曖昧だが「光の竜の助けになってあげて」という使命だけは覚えていたという。ただ、セレ(黄色ナメクジのすがた)が光の竜だと知っているのはアウラル一行以外にはいないはずで、なぜそれを知っているのか…?という疑問が長らく残る。
結果として、プリュンの謎は中編の終わり際にようやく明かされるようになっているが、これも上手いこと伏線が張られていたんだな~と感じた。
この台詞も本作のテーマだよなぁと思うシーン。好き。
【性能面での話】
色々出来るオールラウンダー。得意な属性は水。
プリュンは自在に形を変えられるスライムの能力を反映して、ごく一部の専用装備を除いて武器防具をなんでも装備出来るという特性がある。
本人のステータスも平均的で、覚える攻撃技も物魔両方いけるので、パーティに欲しい役割に合わせて装備を偏らせると良いだろう。
登場時点だと魔法使い(テテピ、マリーネ)がいないため、余っている杖やオーブを持たせて魔法アタッカーを任せるのも良いかもしれない。重装備が出来るので耐久が高いのも魅力。
自前の回復技は割合回復なので運が低くても大丈夫。全体回復のヒールレインは強力だが、自分のHPを削るのでHPMAXの時に発動するパッシブと相性が悪い点には注意。
攻撃と回復だけでなく、味方を守ったり敵の敏捷を下げたりも出来る。特にファストスキルであるスライミーバインドは相手の敏捷を1ターンだけ0にできるので、ピンチの時に輝く。
とても器用に色々出来る反面、終盤は専門アタッカーに比べると火力が物足りなく感じる。
最終的に攻撃は手が空いた時にするようにして、居座りやすい耐久型のサポーターとして運用したら良い感じになった。
メルーザ
ケモ枠二人目。ケモ…?リザードマンはトカゲ戦士みたいな感じの種族。王の元に統率の取れた集団を形成している社会性の高い生物だが、人間と比べて体格がデカい上に膂力も凄まじいので危険視されており、ワーウルフ同様に人間との接触は避けている。
リザードマンは生まれ育った集団から離れることがほとんどないが、メルーザは故郷を滅ぼされたので流浪の旅をしている珍しいリザードマン。(リザードマンと言いつつメスだが、メスのリザードマン自体は別に珍しくはないらしい)
旅先で世話になっている集団が黒幕の暗躍に嵌められ、誤解から人間との戦争に発展しそうになっていたところをアウラルたちと出会い、事件を解決することになる。
爆乳メストカゲというかなりニッチなデザインをしているが、本人の性格は生真面目な女騎士という感じ。料理や歌が好きだったりと家庭的な一面も持つ、極めて常識的な人。
パーティ内では年長組(といってもマリーネやアウラルに比べると若い)という自覚から、言動は落ち着いていることが多い印象。
【性能面での話】
防御性能に長けたメイン盾。得意な属性は火。
味方をかばうスキルや、狙われ率をアップするスキルを持つ。他にもタンクにとって嬉しいパッシブを一通り揃えている。
装備によって防御に特化するか、魔防もバランス良く上げるかどうかは好みによる。いずれにせよボスの攻撃を完封できるほどの硬さにはならないので、どっちにせよ落ちる時は落ちる。
常に攻撃を引き付けておくというよりも、バフを重ねがけしたアタッカー(主にアウラル)が攻撃する場面で落ちないようにカバーするように動いた方が良いかも。
一応攻撃技も持っているが、終盤まではそこにSPを使うくらいなら守りを固めるスキルを取っていきたい。アタッカーはいっぱいいるが、メイン盾はメルーザしかいないので……。
ただし、相手の防御が高いほど威力が上がるペネトレイトは、終盤になるほど意外な高火力を出してくれることがあった。
手が空いて暇な時はこういうので敵を突いたり、デバフをかけてみたりするのも良いかも。
余談だが槍はメルーザ(とプリュン)しか使い手がいないが、明らかにメルーザ向きではない(かといってプリュンならもっと良い武器が他にある)性能のがいくつかあったりする。槍使いっぽいマーメイドの女王様が、これを持って仲間入りする予定だったりしたんだろうか?
テテピ
鳥人間のような種族、ハーピー。メスしか存在しないため、発情期に他種族のオスを襲って繁殖する習性があるそうな。
ハーピーたちが渡りを無事に行うための儀式の、栄えある歌い手に選ばれた巫女。歌と魔力は申し分ないものの、おっちょこちょいのドジぴよだったのでうっかりして人間に捕まってしまった。
そこをアウラルたちに救出され、その流れでハーピーたちが巻き込まれた事件も解決してもらったお礼にと同行することになる。
アウラルたちは飛べないのを忘れて一人だけ飛んで行こうとしたりするあたり、ドジというかとてもマイペースな感じの子。かわいい。
普段は立ち絵が隠れて見えにくいが、下半身が結構ストレートに鳥類なので初見はビビる。上半身が他より人間っぽい分余計に……。
【性能面での話】
歌でのサポートが得意なバッファー兼魔法アタッカー。得意な属性は風。
歌は味方全体に持続の長いバフ効果をかけることができ、複数の効果が普通に重複する。長期戦ならどれもかけ得な性能をしており、特にTPを増やせる貴重な手段である活力の歌は優先して習得しておきたい。
攻撃技は全て魔力依存なので攻撃を伸ばす意味はあんまりない。イラストは杖を持っているが、装備は杖よりオーブの方が向いている。
魔法アタッカーとしてもそれなりの火力が出せるので、雑魚戦で先手を取って全体攻撃決められるようにしておくと快適。素早そうな種族のイメージに反して敏捷はそんなに高くないので盛ってやる必要はある。
歌を解除してその分自己バフをかける強化技(ハイボルテージ)も持つが、歌を捨てるにしてはリターンが小さいような気がする。基本はサポーターをやっていたい。
後編のイベントで他の味方でも歌が使えるようになる装備(魔鳥の竪琴)が手に入るので、これも活用すれば特大火力を狙える…のか?
他には魔法反射(リフレクトヴェール)が使えるのも特徴。1ターンしか持続しないが、全体に魔法反射を貼って危険な魔法のダメージを無効化することが出来る。魔法が来ると分かったら狙っていきたい。
マリーネ
最後に仲間になる魔族のお姉さん。典型的なサキュバスという感じ。
マリーネは魔族の中でも穏健派の集まりの一人で(好戦的な派閥は光の竜との戦いで滅んだ)、僻地に魔界を作って隠れ住んでいた。しかし、魔界を隠し続けるための魔力が底を尽きてきたので、そのためのリソースを確保するため外界に出てきたところをアウラルたちと衝突する。
その際に異種族が共同して戦っている変わり者のアウラルたちに賭けて、マリーネが正体を明かす……というのが前編の終わりにして中編の始まり。これで後編じゃなくて中編なの!?ってみんな思ったはず。
ものすごいムッチムチなお身体の持ち主。オープンスケベであり、隙あらばシモの話をしようとするが、このゲームは全年齢対象なので強制的に禁欲させられている。かわいそう。
次回作にも登場予定らしく、そっちはしっかりR-18なので本領発揮できるらしい。よかったね。
プロフィールは年齢不詳になっているが、数千年前から生きているアスタルーナの幼馴染みっぽいので…………。
ここで変わり者同士だねって繋がるの好き。
【性能面での話】
大ダメージが狙える魔法アタッカー。得意な属性は闇。
MPを全て消費してその分ダメージが上昇するという、マダンテみたいな奥義(マナエクスプロード)を使えるのが特徴。消費TPが重いので準備に時間が掛かるものの、決まれば特大ダメージを叩き出せるので狙う価値はある。
奥義を使わずとも、攻撃魔法を連発しているだけでも結構な火力になる。TPレゾナンス持ちなのでしっかりサポートしてあげればクリティカルも狙っていける。
サキュバスらしく吸収技や睡眠攻撃などもある。味方に使えるバリアなんかもあるが、基本は自己バフや攻撃に手数を使いたいところ。
テテピ同様、敏捷を盛って全体攻撃を先制ぶっぱ出来るようになると雑魚戦がスムーズになる。闇属性の通りが悪い時のことを考慮して、他の属性魔法の魔法石も持たせておきたい。
雑魚散らしもできるし、DPSが高いのでボス戦でも活躍する。終盤はテテピと二人で出ずっぱりだった印象。