一ヶ月ほど前に遊戯王マスターデュエルがリリース1周年を迎えました。
OCGをやったことが無かった私ですが、何だかんだで一年くらいずっとやってた気がします。
そんなわけで(?)、せっかくだからこの一年の間にマスターデュエルで使ってきたデッキを紹介してみたいと思います。
続きから紹介していきます。
あくまで個人的な感想なので、デッキレシピとしてはあんまり参考にならないかと思います。ご了承下さい。
使っていた当時のまま弄っていないものはリミットレギュレーションに反していたり、抜けがあったりします。
マドルチェ
【マドルチェ】
- 展開しまくって相手の盤面を更地にして総攻撃を仕掛けるデッキ
- 環境で戦うのは厳しいけど、ファンデッキとしては強い部類
- ルートが一本道なのでどこで止められてもつらい
デッキパワー:★★★☆☆
操作難易度 :★★★☆☆
組みやすさ :★☆☆☆☆
オススメ度 :★★☆☆☆
可愛らしいお菓子の魔導人形たちのテーマ。魔導+ドルチェでマドルチェ。
属性は地属性で統一、種族は天使、戦士、魔法使いなどバラバラ。レベルは3と4がほとんど。主にエクシーズで戦うデッキ。
もともとデュエルリンクスで一目惚れして、紙でも集めていたテーマです。
私がマスターデュエルを始めたのもマドルチェのためと言っても過言ではありません。
切り札の《クイーンマドルチェ・ティアラミス》は対象を取らないデッキバウンスという最強クラスの除去性能。
これで相手の盤面をめちゃくちゃにした後に、一斉に殴りかかるというのがマドルチェの勝ちパターンです。
もの凄い勢いでモンスターが並びまくるので最初は操作が難しく感じますが、慣れてしまえばルートが一本道なことに気付きます。ただ、使う順番を間違えたりすると止まっちゃうので慣れは必要。
一本道なので何処で止められても厳しいのと、展開しまくるので増Gも苦手。メジャーな手札誘発に弱いです。
個人的には大好きなテーマなのでオススメしたいのですが、今の環境で戦っていくのはちょっと厳しい。
それと必要なカードがほぼSRとURで固まっているという高級デッキなのも、気軽に手を出せない原因になっています。他に使い回せる汎用性もあんまりないし……。
春化精というのが地属性サポートらしくマドルチェと相性が良いので、それが来たらもうちょっと戦えるようになるかも?
シモッチバーン
【シモッチバーン】
- LP回復をダメージに変える効果を使い、相手のLPを回復しまくって殺すデッキ
- 理論上は先攻1キルが可能(※厳密には後攻のドローフェイズに入ってから)
- ソリティアというかポーカーをやるだけなので、誰が相手だろうと同じ
デッキパワー:★★★★★★★★★★
操作難易度 :☆☆☆☆☆
組みやすさ :★★★★☆
オススメ度 :☆☆☆☆☆
相手のLP回復をダメージに反転させる《シモッチによる副作用》もしくは《堕天使ナースーレフィキュル》を設置したあと、相手のLPを回復させまくって即死させるデッキ。
アニメGXで鮎川先生という保健の先生がゾンビ化したときに(※意味不明かもしれませんが本当にゾンビ化したんです)使っていました。そういうテーマがあるわけではないです。
《ギフトカード》という一見意味の分からないカードを見た時に、調べたらこんなデッキがあるんだ~と思って実際に作ったやつです。
コンボデッキ(?)なので、とにかくシモッチかレフィキュルを引かないとお話になりません。
シモッチはサーチのしにくい永続罠ですが、レフィキュルは堕天使なので堕天使サポートに対応していてちょっと出しやすい。
やることは単純明快で、相手を死に至らしめるパーツが引けるまでドローをしまくるというもの。そう考えるとやっていることはエクゾディアと同じですね。気分的にはソリティアというよりポーカー。
ポーカーしない場合は、相手の攻撃を凌ぎながらじわじわとダメージを与えるバーン寄りに組むことも出来ます。
基本は来たカードを使うポーカーなので操作はとてもお手軽。必要パーツもSR以下ばかりなので、試しに組んでもそれなりに遊べます。ドローソースを積もうとすると高くなるけど……。
理論上先攻ワンキルが可能であり、全部のフェスで出禁にされているほど恐ろしく強いデッキですね。★10点。文句なしの最強デッキ!
こんなやるよりちゃんと遊戯王で遊んだ方が良いと思う。
サイバー・ドラゴン
- 後攻を選んで一撃必殺を狙うデッキ
- 今の環境で戦うのはちょっと厳しい。ファンデッキとしては強い方
- 勝つときも負けるときもあっさり終わるので勝負が早い
デッキパワー:★★★☆☆
操作難易度 :★★☆☆☆
組みやすさ :★★★★☆
オススメ度 :★★★★☆
機械の竜《サイバー・ドラゴン》と、その多岐に渡る派生形によるテーマ。
サイバー・ドラゴン系列は光属性で統一、キメラテック~は闇堕ちしているので闇属性。属性はみんな機械族。融合、エクシーズ、リンクを使いますがメインは融合。
アニメGXでカイザー亮こと丸藤亮が使っていたデッキです。GXで一番好きなキャラなので、リンクスでも愛用していました。せっかくだからマスターデュエルでも作った。
サイバー・ダークという闇堕ちドラゴンみたいなのを使うのが「裏サイバー流」と呼ばれているので、相対的にこちらは「表サイバー流」と呼ばれたりします。
ただ、表でも闇堕ちを使ったり、裏でも普通の《サイバー・ドラゴン》を使ったりするので実際には表裏が混ざっていることが大半です。
相手フィールドにのみモンスターがいるとき特殊召喚できる《サイバー・ドラゴン》の効果から、後攻を取った方が有利なデッキ。
相手が敷いた妨害をどうにか掻い潜って、高火力の融合モンスターを出して一気に勝負を決めます。
妨害を潜り抜けられなかったら負け確定なので、勝つのも負けるのも素早く決まります。増Gを無視して突っ込めるのは後攻ワンキル型の醍醐味。
的が用意されていないと困るヌメロンやファイナルシグマとは異なり、相手の盤面がガラ空きでも問題なくワンキルできます。
環境が進むにつれて先攻の敷く妨害が強烈になってきて、後攻ワンキルデッキには逆風が吹いています。今はほとんど見かけなくなりました。
途中から登場したサイバーダークのストラクチャーデッキのお陰で、裏サイバーだけでなくこちらも強化されました。《パワー・ボンド》がサーチ出来るようになったのが嬉しい。
と言ってもあくまでファンデッキの域を出ないかな~とは思います。ファンデッキというには強いので、使うと嫌われると思いますけど。
メルフィー
【メルフィー】
- ちみちみと相手の妨害をし続けることでリソース差をつけて勝つデッキ
- ステータスが貧弱なので、他のテーマに打点を補ってもらう必要がある
- 特殊召喚を繰り返すので増Gにめちゃくちゃ弱い
デッキパワー:★★☆☆☆
操作難易度 :★★☆☆☆
組みやすさ :★★★☆☆
オススメ度 :★★☆☆☆
メルヘンチックな森の仲間たちのテーマ。遊戯王の中でも異色の絵柄が特徴的。
地属性、獣族、レベル2で統一。ランク2エクシーズで戦います。シンクロとかも追加されたけどマスターデュエルではまだ。
《メルフィー・パピィ》っていう親近感を覚えるモンスターがいたので作りました。かわいいね。
手札から出て来たり逃げたりするメルフィーたちの効果で、地味に妨害して地味に仲間を並べるのが基本戦法。
エクシーズモンスターの効果で更に妨害したり盤面を強くして、じっくりアド差を広げて勝つ持久戦タイプのデッキです。
そんなん待ってくれずに森を焼き払ってくる相手にはどうしようもないので、純構築で立ち向かうのはちょっと無理がある。
見た目通りに貧弱なステータスと地味~な効果なので、ファンデッキ戦では良い感じの試合を繰り広げてくれます。
獣族・レベル2統一なのでそこら辺を共有できるテーマとは相性が良いので、拡張性はあります。最近ではスプライトなどがいますね。
ただ、鉄獣を混ぜてみたりスプライトを混ぜてみたりしたけど、「これメルフィー抜いた方が強くね……?」ってなりがち。悲しい。
シンクロメルフィーとかの新カードもあるみたいですが、今の時点では未実装。来たらもうちょっと戦えるようになるのかな?
鉄獣戦線(トライブリゲード)
【鉄獣戦線】
- 脱法リンクで大型リンクモンスターを着地させて圧倒するデッキ
- リリース当初から長い間、ずーっと環境で見かけているほど強い
- 拡張性が高いので色んなテーマと組んで戦える
デッキパワー:★★★★★
操作難易度 :★★★☆☆
組みやすさ :★★★★☆
オススメ度 :★★★★☆
烙印ストーリーに登場する、獣人や鳥人たちが手を組んだ三国同盟的なテーマ。
種族は獣、鳥獣、獣戦士族の三種族が混合。属性やレベルはバラバラです。
先程の【メルフィー】と重要パーツが一致していたので、ついでみたいな感覚で組みました。
メルヘンチックなメルフィーとは一転、硝煙弾雨の激しい戦いが背景。シュライグがカッコよくて一目惚れ。
鉄獣モンスターは墓地のモンスターをリンク素材にできるというインチキ効果を持っており、簡単に墓地を肥やして大型リンクで爆撃ができます。
更に除外モンスターまでもリンク素材にして相手ターンにリンク召喚をする、なんていう非常に強力な罠カードまで持っています。
これらを使って強力な妨害モンスターを立てて、相手の動きを止めて勝つのが鉄獣の戦い方。
それに加えてLLやら十二獣やらスプライトやら相性の良いテーマがたくさんあるので、勝ち筋が多種多様なのも魅力的。
いうて自分はあんまり使ってないです。なんならメルフィーの方が使ってたかも。
リリース当初から環境で活躍しまくってた分、対策も知られているっていうか、自分で使ったらあんまり思ったように勝てなかった……。
まだマスターデュエルに来ていない新規カードもあるっぽいですし、もっと戦術が広がりそうなテーマ。
ビジュアルとか気に入ったなら今からでも組む価値はあると思います。基礎構築は意外と安いし。
Sin
【Sin】
デッキパワー:★☆☆☆☆
操作難易度 :★☆☆☆☆
組みやすさ :★★☆☆☆
オススメ度 :★☆☆☆☆
5D'sの映画でパラドックスが使っていたデッキ。ブルーアイズやサイバーエンドなどのドラゴンたちが変なアーマーを着せられて『Sin化』したというもの。
種族はドラゴンと機械族で、属性は闇属性統一。レベルは主に8以上ですが、シンクロもするので低レベルのチューナーもいる。
Sinモンスターは対となる(Sin前のすがた)モンスターをコストに除外して出すという共通効果を持っています。Sinスターダストならスターダストを、Sinサイバーエンドならサイバーエンドをコストにする感じ。
サイバー流のパック剥きまくってサイバーエンドをめっちゃ持ってたので、何か活かせるデッキがないかな~と思って作ったのが事の始まり。
Sinたちは対となるブルーアイズなどと同じレベル、ステータスを持っているので、それをポンと出せるのは強力に見えます。
しかし、簡単に出せる代償としてものすごいデメリットを背負っているため、効果を無効にした方が強いという悲しい有り様。
勝ち筋は《スキルドレイン》が決まってステータス勝負が成立したときくらい……めっちゃ弱いテーマです。
SinスターダストとSinサイバーエンドは簡単に出せるレベル8、10として他のテーマに出張することもありますが、基本はレベルを活かしたエクシーズの下敷き。ちゃんと【Sin】として戦わせようとするとすごいキツいです。
Sinモンスター自体はNとかRばっかりなので一見お安く感じますが、対となるスターダストやサイバーエンドを入れないといけない。
そして対のモンスターはみんな当然の如くURなので結果としてお高いデッキです。こんなに弱いのに。パラダイムもちゃっかりURだし。
せっかく組んだのに負けに負けを重ねて、改良しても負け続けてるうちになんか愛着が湧いてきちゃいました。
DV彼氏から離れられない彼女みたいで嫌だな……。
芝刈りウィッチクラフト
【芝刈りウィッチクラフト】
- 墓地を利用するウィッチクラフトと、一気に墓地を肥やせる芝刈りを組み合わせたデッキ
- 60枚で組めるので色んなカードを検討できる。デッキ構築が楽しい
- ウィッチクラフト自体の効果が控えめなので芝が刈れないと厳しい
デッキパワー:★★★☆☆
操作難易度 :★★★☆☆
組みやすさ :★★★☆☆
オススメ度 :★★★☆☆
魔法の道具の作製を承っている、クラフターの女の子たちのテーマ。ウィッチ+クラフトとウィッチクラフトを合わせたネーミング。
種族は魔法使い族で統一、属性とレベルはバラバラ。EXデッキは使用しません。
隣の芝刈りで一気に墓地肥やしをするデッキが作りたくて作ったデッキです。
思ったより戦えたので、過去にはダイヤ1に到達したことも。その時の記事も残ってます。
【マスターデュエル】芝刈りウィッチクラフトでダイヤ1到達したので感想とかまとめ - ぱぴえもんランド
ウィッチクラフトはモンスターも魔法・罠も、ほとんどが墓地で発動できる効果を持っています。
特に魔法はエンドフェイズに墓地から回収できるので、芝刈りで一気に墓地を肥やせば手札も大量に増えていきます。
この無限のリソースで長期戦に競り勝つのがこのデッキのコンセプトです。
あんまり展開することが無いので、他の芝刈りデッキに比べると操作が簡単なのも嬉しい。その分あんまり強くないんですけど……。
超強いウィッチクラフトの追加エースであるバイスマスターが、何故かずーっと実装を避けられ続けているのが問題。
同期のリンケージはもう実装されて、それより後のスプライトまで来ちゃったんですけど……。
芝刈りやドローソースに規制が入ったことと、単純に相手のパワーに追いつけていないので今の環境で戦うのはちょっと厳しめ。それでもプラチナ帯くらいなら戦えています。
バイスマスターが追加されればもっと戦えるのようになるのかな~。
芝刈りシャドール
【芝刈りシャドール】
- 墓地効果を沢山持っているシャドールと、芝刈りを組み合わせたデッキ
- 融合テーマなので烙印などとも相性が良い(らしい)
- 芝が刈れなくても戦えるけど、操作がそこそこ難しい
デッキパワー:★★★☆☆
操作難易度 :★★★★☆
組みやすさ :★★☆☆☆
オススメ度 :★★☆☆☆
既存の他テーマのモンスターたちが、傀儡人形のような姿になってしまった闇堕ち?テーマ。
名前に漢字を含まない「シャドール」はほとんどが闇属性・魔法使い族で、名前に漢字を含んでルビで「なんとかシャドール」になるのはほとんどが闇属性以外・魔法使い族以外。融合が主ですが、一体だけリンクもいます。
上記の芝刈りウィッチクラフトで味をしめてついでに作ったデッキです。でもなんか回し方が難しくてあんまり使いませんでした。
シャドールもウィッチクラフト同様に、ほとんどが墓地で発動する効果を持っています。
芝を刈ってからがスタートなウィッチクラフトと比べて、芝刈りが決まれば勝ちレベルのパワーがあるらしいですが……自分はそこまで上手く回せませんでした。
なんなら芝を刈っても普通に負けることが結構あったので、そんな強いかな?って思ってます。
融合テーマなのでアナコンダの規制が秒読み段階みたいなのがちょっと先行き不安。
《エルシャドール・ミドラーシュ》は相手に出されるとめっちゃ厄介なのに、自分で使うとなんかもの凄く弱く感じる。
烙印を混ぜるとそこそこ戦えるらしいですが、私は烙印のパックを全スルーしてたのでパーツがないです。
今のランクマではごく稀に見かける程度。絶滅危惧種。
サイバー・ダーク
【サイバー・ダーク】
- 強力な融合モンスターで相手を叩き潰すデッキ
- 表サイバーとの相性も良いけど、こっちは先攻向き
- 表サイバー同様にファンデッキとしては強いかな~くらいの強さ
デッキパワー:★★★☆☆
操作難易度 :★★★☆☆
組みやすさ :★★★★☆
オススメ度 :★★☆☆☆
《サイバー・ドラゴン》が闇堕ちしたような感じのテーマ。アニメGXで闇堕ちした丸藤亮、通称ヘルカイザー亮が手にした新たなデッキです。「裏サイバー」とも言います。
ダークと言うだけあって闇属性統一で、種族はドラゴンか機械族。基本のレベルは3とか4。切り札は融合モンスター。
サイバー・ダークはサイバー・ドラゴンとは別なカテゴリですが、サポートを共有している部分が多いです。
ストラクチャーが来てからようやく組めるようになったという感じ。それまではあまりにも弱かった……。
サポートを共有しているので表サイバーに寄せるか裏サイバーに寄せるかで変わってきます。
特筆すべきはサーチ手段の乏しい《パワー・ボンド》をサーチできる《サイバー・ダーク・キメラ》の登場。
こいつのお陰でアナコンダに頼らずともサイバー融合モンスターを着地出来るようになったのが嬉しいですね。
融合フェスなら先攻で完全耐性のサイバーダークエンドを立てる動きが強力だったのですが、ランクマだと《アクセスコード・トーカー》に普通に殴り負けてしまいます。
そんなわけで裏サイバーは先攻向きとは言ったものの、先攻を取っても大して強くはないです。表サイバーにキメラを混ぜるくらいが丁度良いのかな?
《ユニオン・キャリアー》が禁止になってバスターブレードを装備するのも出来なくなっちゃったし……。
ストラクチャーで大体必要パーツが揃うので組みやすいデッキだとは思います。
グッドスタッフ
【グッドスタッフ】
- とりあえず強いカードを組み合わせまくった、お子様ランチみたいなデッキ
- 簡単な操作で雑に相手を叩き潰せるのが特徴
- 今はもう組めません
デッキパワー:★★★★★
操作難易度 :★☆☆☆☆
組みやすさ :★★★☆☆
オススメ度 :☆☆☆☆☆
グッドスタッフとは、その時代に強いカードをとりあえず詰めたというデッキタイプのことを言います。ここで紹介するのは【勇者】が出た当初のデッキです。
勇者と《D-HERO デストロイフェニックスガイ》、そこに十二獣と強い魔法罠をぶち込んだのがこちら。
今では禁止や制限が厳しくなっていて、組んでも大して強くないと思います。
先攻は勇者とデスフェニとドランシアを並べて、持ってる罠とかがあれば相手が動けなくなるまで妨害。
後攻は十二獣を重ねまくってアーゼウスで吹き飛ばしてから展開、とやることはとても簡単。
それで勝率は8~9割くらいだったと思います。組めなくなったのも当然かも。
斬機
【斬機】
- 一撃必殺のエースモンスターまで展開して殴り倒すデッキ
- 後攻ワンキルもできるけど、先攻で強烈な妨害を立てる動きも強力
- サイバース統一なので種族に刺してくる効果にとても弱い
デッキパワー:★★★★★
操作難易度 :★★★★☆
組みやすさ :★★★☆☆
オススメ度 :★★★★★
カスタムロボみたいなロボット?たちのテーマ。名前の由来は全部数学の用語。
属性はバラバラで、種族はサイバース族統一。レベルは全て4で、シンクロとエクシーズも4の倍数。
ファイナルシグマ隊長の単純明快な性能に惚れて作ったデッキです。
なんだかんだ一番愛用しているかも。タイチョウミズカラガ!? サスガダァ…
攻撃力を倍にしたファイナルシグマでぶん殴るか、二回攻撃を付与したアクセスコードトーカーでぶん殴れば勝ち。相手の妨害を潜り抜けて、ここに辿り着くまでの方程式を組み上げるのが斬機の戦い方です。
相性の良いサイバース族たちの展開に結構色んな択があるので、慣れて来るまでは回すのが難しいかも?
後攻ワンキルデッキだと思われがちですが、先攻で敷ける妨害が強いので基本は先攻を取るべきです。
「後攻に回っても一撃必殺を狙えるデッキ」と考えると、先攻取られたら負けなデッキよりも勝率は高め。
最近、超強い《斬機サーキュラー》が追加されたので一時期環境に溢れ出た斬機たち。スプライトの登場でそっちに流れた感じはありますが。
それでもまだまだ戦えるので個人的にイチオシのデッキです。同じシークレットパックの閃刀姫を使ってる人ならオマケで結構持ってたりしない?砕いちゃった?そう……。
エクシーズ/シンクロ、リンク、召喚、特殊召喚、魔法、罠、破壊を全部駆使するので、これだけやっていれば勝手にデイリーが全部終わるのも嬉しい。
ワンキルでさっさと終わらせられるのでソロモード消化にもオススメです。
海晶乙女(マリンセス)
【マリンセス】
- 展開しまくって妨害と完全耐性の大型モンスターを構えるデッキ
- 展開力が高いので、多少の妨害でも止まらずに押し通す力がある
- 連続リンクをする都合上、操作がめちゃくちゃ大変
デッキパワー:★★★☆☆
操作難易度 :★★★★★
組みやすさ :★★☆☆☆
オススメ度 :★★★☆☆
海の生き物を美少女化した感じのテーマ。人魚っぽいけど魚族とかではないらしい。
全て水属性・サイバース族で統一。レベルはバラバラで、EXデッキから出るのはリンクだけ。
斬機を組んでサイバース族のサポートが結構手元に揃ったので、その流れで作ってみたデッキ。
アルゴノートとかの追加が来てから組みました。リンクレギュにもこれで出た。
テーマ内にリンク1が二体もいるのが強い。墓地から手札からデッキからどんどんマリンセスが繋がる。
連続リンクで出した強力なリンク4に、完全耐性を付与して上からぶん殴るという割と暴力的な戦い方をします。
ただし、この完全耐性というのがフィールド魔法依存だというのがバレているため、割られてしまうのには滅法弱い……。
展開札がたくさんある一方で、操作が煩雑なので悩んでいるとあっという間に時間が無くなります。時間切れ負けも2、3回やりました。
マリンセスはシークレットパックの方は低レアばかりで揃えやすいのですが、追加パックの方は販売終了な上にURを作らないといけない。そう考えると今組もうとすると結構大変なデッキなのかも?
相性の良い《餅カエル》が禁止になってしまったのでそれもちょっと辛い。
豊富な展開手段で相手の妨害を潜り抜ける楽しさというのはあるものの、苦労に見合った強さではないかな~って感じはします。
蟲惑魔
【蟲惑魔】
- 罠で相手の動きを妨害しまくって息切れさせるデッキ
- 相性の良いテーマが多いので拡張性は高め
- 罠テーマ全般の問題として、先攻を取れないと弱い
デッキパワー:★★☆☆☆
操作難易度 :★★☆☆☆
組みやすさ :★★★☆☆
オススメ度 :★★☆☆☆
可愛らしい女の子の姿で獲物を誘惑する食虫植物というテーマ。美少女部分は疑似餌のような感じらしい?
属性は全て地属性で、種族は昆虫族か植物族。レベルは4統一でエクシーズとリンクを使います。
《落とし穴》をカテゴリ化し、落とし穴やホール罠と関連した効果をたくさん持っています。
アンチスペルフェスに出るために組んだデッキ。結構勝てたと思います。
リンク1かつ強力な効果を持つ《セラの蟲惑魔》のお陰で、初動は結構安定して妨害を構えることが出来ます。
ここから上振れを狙うか、それとも手堅くいくか……って感じで色んな罠と組み合わせられる拡張性が魅力。
パワーは無いので殴り合いには弱いものの、罠で相手に何もさせないようにして勝つのでそこは問題ありません。
ただし罠テーマなので、後攻から相手の制圧盤面をまくるのはとてもつらい。
初期のころはランクマでも見かけたものの、今ではめっきり見なくなってしまいました。
エルドリッチすら戦えなくなってきているので蟲惑魔が戦うのは更に厳しいのかも……。
紙の方で追加のストラクチャーが登場したらしいので、そちらがマスターデュエルに来ればもっと戦えるようになると思います。
一つのシークレットパックに固まっているので今のうちに組んでおくのもアリ?
神碑(ルーン)
【ルーン】
- 相手のデッキを除外しまくることで、デッキ切れによる勝利を狙うデッキ
- 妨害と遅延手段が非常に豊富で、速攻を仕掛ける相手を捌くこともお手の物
- とても意地の悪いデッキなので使うと確実に嫌われます
デッキパワー:★★★★★
操作難易度 :★★★☆☆
組みやすさ :★☆☆☆☆
オススメ度 :★★☆☆☆
モンスターは融合モンスターしか存在せず、ほとんどが速攻魔法で固められたテーマ。
一人称視点のRPGと言う感じのカードイラストが特徴。プレイヤー自身が勇者となって、ルーンで戦うみたいな?
ライブラリアウトで勝つというのは面白そうだな~と思い、実戦向きじゃなくても良いからと組んでみたデッキです。
いざ触ってみたらバリバリの実戦向きで、ヘイト極高環境デッキだった……。
ルーン速攻魔法は個別の効果を使いつつ、オマケに相手のデッキを上から除外するという効果を持っています。
更にルーンのフィールド魔法は墓地のルーン速攻魔法をデッキに戻しつつ、戻した数だけドローすることが出来ます。
これでまた速攻魔法を引いて相手のデッキを除外して……と繰り返して相手のデッキをズタボロにするのが勝ち筋です。
速攻魔法さえ使えれば良いので、《スキルドレイン》やら《センサー万別》やら凶悪な永続罠も張り得みたいに使えます。
対処が難しい上に「対話拒否」と言われても仕方ないレベルで陰湿な戦法を取るため、ものすごく嫌われているテーマです。
とは言え後攻からまくるのは難しいですし、先攻を取っても負けることも普通にあります。誰が使っても簡単に勝てるようなデッキではないと思います。
あまりにヘイトが高いので、相性の良いカードはどんどん規制されていますが、それでもまだまだ戦えます。ただ、今から組もうとなると生成するしかないので厳しいかも……。
最近ではスプライトと組み合わせたりするそうですが……個人的には純ルーンの方がやりやすいと思ってます。
天気
【天気】
- 永続魔法罠によって効果を得るモンスターたちを展開して、大型リンクで制圧するデッキ
- 墓地を使わないため墓地メタの魔法罠を採用しやすい
- 打点が貧弱なので殴り合いには弱い
デッキパワー:★★☆☆☆
操作難易度 :★★★☆☆
組みやすさ :★★★★☆
オススメ度 :★★☆☆☆
雪や曇り、雷といった気象を擬人化?した可愛らしいテーマ。
属性はバラバラで、種族は全て天使族。レベルはほとんどが3で、EXから出すのはリンクモンスターのみ。
ルーンか何かのパックを引いてたらついでにパーツが揃ったので組んでみました。
ソロモードフェスで唯一出場できたデッキ。勝率は結構高かったと思います。
新規追加された《天気予報》というフィールド魔法がヤケクソな高性能で、これのお陰で切り札の《虹天気アルシエル》が格段に出しやすくなりました。
アルシエルはリンク先の天気モンスターになんでも無効効果を与えるため、これで毎ターン相手の動きを無効にしまくって勝ちます。
一方でこの《天気予報》が無ければ天気自体はあんまり強くないテーマなので、《天気予報》に辿り着けないと簡単に負けます。
永続魔法罠を張りまくる関係上、魔法罠ゾーンがギッチギチになるのも結構な困りどころ。
アルシエル以外はSR以下で揃いますし、シークレットパックに入っていない《天気予報》もSRなので組みやすいデッキだと思います。
《天気予報》が超強いとは言え【天気】自体にパワーが無いので環境で戦うのは厳しいと思います。ランクマで見たことない。
あとソロモードの天気は《天気予報》が来る以前のものなので、全く参考にならないレンタルデッキです。忘れましょう。
ていうか天気同士のレンタルマッチとか永遠に終わらない泥仕合なんだから作り直してほしい。
ダイヤモンドガイ
【ダイヤモンドガイ】
- 通常魔法のコストを踏み倒すダイヤモンドガイを主軸にしたデッキ
- 重いコストの代わりに相手の盤面を消し飛ばすような、豪快なカードをタダで使えるのが楽しい
- ぶっちゃけ弱いし、作りにくいのでネタの域を出ないです
デッキパワー:★☆☆☆☆
操作難易度 :★★☆☆☆
組みやすさ :★☆☆☆☆
オススメ度 :☆☆☆☆☆
【D-HERO】寄りの【ダイヤモンドガイ】という感じのデッキ。
アニメGXではエドが使っていて、彼は必ずエフェクトを成功させていました。インチキ野郎だ。
重いコストを踏み倒せるというのに魅力を感じて作ってみたデッキです。
ダイヤモンドガイはデッキの一番上をめくり、それが通常魔法だったら次の自分のターンにその効果を使えます。違ったら何もなし。
これは「効果の発動」なので「手札を全部除外して発動」みたいな、めちゃくちゃ重いコストも踏み倒して使えるのが特徴。制約も無視できます。
これとデッキの一番上を操作できるカードを組み合わせて、確実に成功させるというのがコンセプトです。
決まれば3枚ドローとか相手のフィールド全部破壊とかがタダで出来ちゃうのでめちゃくちゃお得。
中核となる「コストが重すぎる通常魔法」は軒並み安いのですが、ダイヤモンドガイを安定させるためのHERO関連パーツがURばっかりなのがキツい。
HEROはEだのDだのVだのと複数パックに跨っているのも良くない。高い。
そんでもって発動出来ても次のターンまで待たないといけないというラグが結構長い上、フィールド全部破壊とかって耐性持ちのモンスターが多いせいで意外と強くなかったり。
フリーマッチでも現在進行形でボコボコにされています。もうちょっと戦えると思ったんだけどなぁ……。